スギ花粉が飛び始める季節となり、2023年の飛散量は例年より多いと予測されています。花粉症の症状がひどくなってからだと、お薬が効きづらくなりますので、早めの対策、治療をおすすめします。
●当クリニックで行っている治療
①内服薬
(1)抗ヒスタミン薬
・1日1回のお薬(ビラノア、クラリチン、デザレックス、ルパフィン、ザイザル、エバステル、ジルテック、アレジオン)
・眠くなりにくいお薬(ビラノア、クラリチン、デザレックス、アレグラ、ディレグラ ★通勤やお仕事で日常自動車の運転をされる方は、これらのお薬を内服してください。)
・口で溶け、水なしで内服できるお薬(各薬剤のOD錠)
(2)抗ロイコトリエン薬
特に鼻づまりの症状が強い方に対し(1)と併用すると効果が高くなる場合があります。
(3)ステロイド薬と抗ヒスタミン薬の合剤
ステロイド薬が入っており、注意が必要なお薬のため、当クリニックでは通常処方しません。(他のお薬が効かない方に、短期間だけ処方することはあります。)
(4)漢方薬
小青竜湯などが花粉症に効果があると考えられています。
②点鼻薬
鼻噴霧用ステロイド薬(アラミスト、ナゾネックスなど)
③点眼薬
点眼用抗ヒスタミン薬
●費用(保険診療、3割負担)
クリニック窓口:約1000円
薬局:約1200円(ビラノア30日分処方の場合)
◆採血でのアレルギー検査(アレルゲン)も行っておりますのでお気軽にご相談ください。